「AIG女子オープン(全英女子)」リーダーボード
2020年 AIG女子オープン(全英女子)
期間:08/20〜08/23 場所:ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)
上田桃子「正直、疲れました(笑)充実感ある」/一問一答
◇メジャー第1戦◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 最終日(23日)◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇6649yd(パー71)
メジャー大会自身最高の7位を更新する「キャリアハイ」を目指し、10度目の全英出場となった上田桃子が4バーディ、ボギーなしの「67」でプレー。通算1オーバーで4日間の戦いを終え、充実した表情を見せた。以下一問一答。
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―海外メジャーでの上位争い
正直言うと、疲れました(笑)。きょうは風がなかったんですけど米ツアーは状況によってはバーディ合戦。スコアを伸ばさないと自分が良いゴルフをしていても順位を落としてしまう。風がない分、きょうは伸ばさないといけないという緊張感もありましたし、ティショットでのバンカーやブッシュなどのプレッシャーはあって、集中していたので、やっと終わったという気持ちですね。充実感もあるけど、すごくタフな4日間でした。
―ショット、パットの感触は
逃げずにできた部分と、まだやり切れなかった部分と両方あって。後半はUTなどを使うくらい長いところが多くて、あんまりビタッとつくチャンスは少なかったんですけど、球をねじらずにコントロールできていたので、それはこっちに来てから身につけられた技術だなと思います。
―リンクスでの4日間の戦い
日本ツアーではなかなか得ることができないくらいティショットからのプレッシャーがすごくあった。ドライバーをただ真っすぐ飛ばすとか、ただフェアウェイに置くだけではなく、ドライバーも縦の距離感が必要な4日間でした。グリーン上のライン読みも(キャディの)コーチと話しながらやっていて、自分でやっていたら厚く読んでいたなと思うホールも結構あったので、そこらへんは自分自身の勉強になったと思います。
―キャディを務めたコーチとも話していた
コーチには「こういう難しいセッティングだからこそ、置きにいったりというよりは今後につながるショットをしてこい」と言われて。優勝争いしたときや緊張した瞬間でスイングバランスを崩すことが多かったので、特に「インコース(バックナイン)は今後の自分のゴルフを決めると思うよ」と言われて。「なるべくここを逃げずにグッドショットをしてこい」とひたすら言われていたので、ちょっとでも気が緩んで“安パイ”にいこうとするとスイングに緩みが出て、という感じだったと思うので、そんなことを考えながらショットしていた感じです。
―熊本の人には伝わりましたかね
伝わっているといいなと思います。きのうとかもインスタグラムで熊本の人から「私、熊本なんです」ってコメントをもらったりして「応援してます」って言ってもらって。すごく嬉しくて、自分的には頑張って熊本人頑張るぞっていうのを届けたいと思っていたんですけど、逆に自分の方が頑張れって応援されたので、ありがたかったです。