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韓国Y.E.ヤン、初優勝までの道のり/サン・クロレラクラシック

「アジアで一流になるために、日本で頂点に立つ」

落葉樹の森を切り裂く低弾道のコントロールショットに加え、今週計測のドライビングディスタンスは3位(4日間平均293.88ヤード)。総距離7327ヤードの長いコースも苦にしない、ビッグドライブも持ち合わせている。

小技のうまさは、同郷の大先輩・金鍾徳が太鼓判を押す。2年前、パッティングのイップスにかかった金は、今年ヤンの指導で復調のきっかけを取り戻し、先月の「サトウ食品NST新潟オープン」では5年ぶりの復活優勝をあげることができたのだ。

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「ヤンはオールラウンドプレーヤー。・・・ただし去年までは、アイアンショットにやや難ありでしたけれど、パットを教えてもらったかわりに私が教えてあげたんです。そしたら、完璧になりました(笑)」と、金は言う。

難コースで4日間、安定したプレーを貫いた締めくくりは、最終18番だった。8アイアンで打った残り166ヤードの第2打は、“バンっ!”と鋭い音をたてピン手前5メートル。

それまで、じっとポーカーフェイスだった表情に、途端にやわらかな笑みが浮かんだ。力強いガッツポーズも飛び出した。

勝利の確信は、3打差で迎えた前の17番パー3ですでにあったが、「最後の最後に、ほんとうに思う通りのショットが打てた・・・。それがとても嬉しかったんです」。

胸まわり110センチの屈強な肉体は18歳からの2年間にたしなんだ、ボディビルで作られた。どんなピンチにもピクリとも動揺しない強靭な精神力は、22歳から1年半、韓国の青年男子に義務付けられた兵役で、鍛えられた賜物だ。

19歳のとき、練習場の球拾いのアルバイトをきっかけに本格的に取り組み始めたゴルフは、海軍で訓練を受ける間も休まなかった。時間さえあれば、クラブを握った。それこそ寝る間も惜しんで練習に励んだものだ。「アジアで一流になるためには、まず、日本ツアーで頂点に立たなければ・・・」と心に決めて、2000年に単身来日。

昨年のファイナルQTランク1位の資格で2002年以来の出場権を取り戻した今シーズンは、参戦15試合目にしていよいよその夢を達成した。2002年には、この大会3日目に過少申告で失格の憂き目も、2年越しに最高の形で名誉挽回。

次なる夢は、USPGAツアーへの本格参戦だ。今年のマスターズで3位に入った憧れの同胞、崔京周もまた、日本ツアーを足がかりに世界へと飛び出していった。

「この初優勝をきっかけに僕もぜひ、チョイさんのあとに続きたい・・・」。

北の大地で思いを新たにしたヤンだった。

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