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41万円差で逆転賞金王のウィラチャン お気に入りは成田と水戸

◇国内シニア◇ISPS・ハンダカップ・フィランスロピーシニアトーナメント 最終日(20日)◇鳩山カントリークラブ(埼玉)◇6970yd(パー72)

52歳のタワン・ウィラチャンが逆転で初のシニアツアー賞金王に輝いた。シーズン最終戦を5位で終え、ランキング2位から76万円を加算。35万円差でトップにいた3年連続賞金王のプラヤド・マークセンを逆転し、タイ勢の争いに決着をつけた。

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ウィラチャンは2週前の「富士フイルム シニア チャンピオンシップ」でシーズン2勝目を挙げ、母国の先輩に約49万円差に接近した。レギュラーツアー出場(三井住友VISA太平洋マスターズ、ダンロップフェニックス)のため終盤2試合を欠場したマークセンに対し、前週「エリートグリップ シニアオープンゴルフ」は28位。今大会は単独13位以内に入る必要があった。

2日間競技の初日を終えた段階でイーブンパー28位。巻き返しが求められたシーズン最後の日に6バーディ、1ボギーの「67」をマークした。強風に負けず、後半6番では10mを沈めてバーディ。「きょう13位以内に入らなくてはいけないことは分かっていました。今朝は『ベストを尽くそう』と。きのうはバーディが1つもなかった(ホールインワンは達成)。きょうにとっておいたんだ」とカムバックに成功した。

レギュラークラスのアジアンツアーで2回、タイツアー1回に続く賞金王のタイトルとなり、3年シードを獲得した。兄のように慕うマークセンとの争いを41万円差で制したが、「彼は“キング・オブ・ジャパン”。僕はまだジュニア。でも、彼はタイ人に限らず、誰が勝っても喜んでいるはず」とほほ笑んだ。

2シーズン目を最高の形で終えた今年は、日本でお気に入りのスポットもできたとか。ひとつは「富士フイルム―」で優勝した際に使っていた中古1W をゲットした千葉・成田。もう1カ所が「おいしいタイ料理店を見つけた。他のお店では調味料で辛くしたり、味付けを変えたりするんだけど、そこは最高」という茨城県の水戸だそう。オフに日本プロゴルフ協会の正会員にもなる予定で「日本にも慣れてきました。来年も同じようにやれたら」と、2020年はいっそうの活躍が期待される。(埼玉県鳩山町/桂川洋一)

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