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通算9勝の諸見里しのぶがツアー撤退を表明

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前(20日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6580yd(パー72)

ツアー通算9勝を誇る33歳の諸見里しのぶが、今シーズンを最後にツアーの第一線から退くことを明らかにした。

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20日(水)のプロアマ戦後、「私自身、ここ数年試合に出ていて、コースセッティングで距離が伸びて難しくなっている。そんな中で、若い子たちはすごい魅力的で技術も高い。心技体難しくなってきたのが一番」と理由を説明した。

2005年のプロテストに合格し、わずか3試合でシードを獲得。翌06年に「SANKYOレディースオープン」で初優勝を飾ると、07年には「日本女子オープン」を制覇。09年には国内メジャー2勝を含む年間6勝をマークして横峯さくらと最終戦まで賞金女王を争い、賞金ランキング2位と躍進した。

その後は完治不能と診断された「第四肋軟骨(ろくなんこつ)の炎症」に加え、重度のアレルギー症状に苦しんだ。16年シーズンは休養に充てることを宣言し、推薦出場7試合に限定。17、18年とシード復活には届かず、今季は9試合に出場したが、すべて予選落ちを喫していた。

女子ゴルフでは通算3勝の大江香織(29)が前週の「伊藤園レディス」を最後にツアーを引退。同3勝の一ノ瀬優希(31)、同7勝の佐伯三貴(35)も今週の「大王製紙エリエールレディス」で第一線から退くと表明している。

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2019年 大王製紙エリエールレディスオープン



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