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比嘉真美子が独走で迎える最終日 7打差からの逃げ切り率は?

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 3日目(9日)◇琉球GC(沖縄県)◇6514yd(パー72)

地元・沖縄県出身の比嘉真美子が、最終日を前に7打の大量リードを築いた。強い風雨により、この日の平均ストロークは「76.1852」。比嘉は荒れたムービングデーを3バーディ、2ボギーの「71」で乗り切り、2004年の宮里藍さん以来となる沖縄県勢の大会優勝に大きく前進した。

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7打差の独走について比嘉は「特に何もないです」と冷静だ。「結果的にこれだけ差が離れたのは想定外。あした、初日と同じ気持ちでティグラウンドに立てたら最高だと思う」と自らに言い聞かせ、改めて気持ちを引き締めた。

過去の統計は、比嘉の圧倒的な優位を示している。日本女子プロゴルフ協会によると、ツアー制になった1988年以降、最終日前日に首位が7打差以上をつけた14試合で逆転例はなく、逃げ切り率は100%。最終日も雨と風速10m/s前後の荒天が予想されるが、比嘉は「地元の方の応援を力に変えてこそ一流のプレーヤー。一生懸命プレーして、結果として良いニュースを届けられたらいい」と力強い。

一方、過去の最終日におけるツアー最大逆転優勝は、藤野オリエが11打差をひっくり返した2002年「廣済堂レディス」。以下、大場美智恵(1998年「東洋水産レディス北海道」)が8打差、不動裕理(08年「富士通レディース」)ら5人が7打差を逆転した例がある。(沖縄県南城市/塚田達也)

【最終ラウンドを前に7打以上リードで首位&結果】※は4日間大会
<10打差>
・塩谷育代 1997年「サントリーレディス」※ 7打差で優勝
・安井純子 2000年「東洋水産レディス」 4打差で優勝

<9打差>
・小林浩美 1989年「ミズノオープン」 7打差で優勝
L.デービース 1996年「伊藤園レディス」 15打差で優勝
福嶋晃子 2004年「シャトレーゼクイーンズカップ」 10打差で優勝

<8打差>
・ト阿玉 1991年「日本女子オープン」※ 5打差で優勝
K.ウェブ 2000年「ニチレイカップワールドレディス」※ 9打差で優勝
張娜 2007年「サントリーレディス」※ 3打差で優勝

<7打差>
・具玉姫 1990年「ベンホーガン&五木クラシック」 9打差で優勝
・安井純子 1990年「旭国際レディース」 2打差で優勝
・B.ダニエル 1991年「コニカカップワールドレディス」※ 7打差で優勝
・具玉姫 1993年「烏山城&五木クラシック」 2打差で優勝
・山岡明美 1994年「サントリーレディス」※ 6打差で優勝
アン・ソンジュ 2010年「富士通レディース」 7打差で優勝

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