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ローアマより来年出場権 2アンダーのアマ西村優菜は自分に集中

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 初日(27日)◇千葉CC野田コース (千葉県)◇6677yd(パー72)

ナショナルチームメンバーの西村優菜(大阪商業大学高3年)が、小雨のぱらついた午前のラウンドで2アンダーをマークした。前半インを4バーディ、2ボギー。後半アウトは静かに9個のパーを並べた。

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「後半はいくつかミスパットがあったけど、全体的には悪くなかった。フェアウェイを外したのは1回だけ」と、大きな瞳を輝かせた。150cmとアマチュアの中でも小柄な18歳。1Wの平均飛距離は230から240ydで、あと20ydは伸ばしたいというが、この日は正確性が武器となった。

開幕前は、ナショナルチームのメンバーで分担して、水平器を使いながらグリーンの傾斜をメモしている。海外の派遣試合でもやっているチームの準備で、「それをみんなでLINEを使って共有する」と、協力して調べたデータを各自がヤーデージブックに書き込んでいる。

この日は12番(パー3)と17番(パー3)で10mのバーディパットを沈めるなど、「良いリズムで打てていた」と雨で湿ったグリーンも苦にしなかった。

「来年大会のシード(15位以内)を獲るのが目標です」と宣言する。同世代では安田祐香(滝川第二高3年)や吉田優利(麗澤高3年)の活躍が目立っているが、西村も2年前の今大会では6位に入った実績がある。「もちろんローアマも獲りたいけど…」と笑ったが、ライバル心を抑えるように意識し、「一番の目標はシードです」と繰り返した。(千葉県野田市/今岡涼太)

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2018年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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