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安田祐香&吉田優利 ナショナルチームメンバーが2年ぶりアマ優勝に挑む

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 事前情報◇千葉CC野田コース (千葉県)◇6677yd(パー72)

高校3年生だった畑岡奈紗が、最年少かつ史上初のアマチュア優勝を果たしたのは2年前。昨年は高校2年の小倉彩愛が単独3位に入った。近年は日本一の称号を懸けて争われる「日本女子オープン」でも、アマチュア選手の躍進が目立っている。

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今年も、「世界女子アマチュア選手権」で個人・団体ともに2位に入り、国内ツアーでも今季5試合に出場して最高3位、全5戦でトップ15位入りを遂げた安田祐香(兵庫・滝川第二高3年)や、2003年の宮里藍以来3人目となる「日本女子アマチュア選手権」と「日本ジュニア選手権」の同一年制覇を飾った吉田優利(千葉・麗澤高3年)ら、ナショナルチームメンバーを中心とした精鋭が勢ぞろいした。

ナショナルチームを率いるガース・ジョーンズヘッドコーチは、準備の大切さを説いている。試合出場ばかりではなく、ときには休んでトレーニングの時間を確保することや、1つの試合を特別視せずに、普段と同じルーティンを守ることが大事だという。そして、コースの中で「間違った選択をしないように」グリーンの傾斜を把握したり、外してはいけない場所を明確にしたりして、本番へと備えていく。

ジョーンズ氏は、現在世界アマチュアランキングで日本勢最高位の16位につける安田を高く評価する。「パターがうまい。それにゴルフを楽しんでいる」。一方で、当の安田は調子があまり良くないと話す。「1Wショットがどっちにも行っていたので心配。このコースではラフに行ったらボギーになってしまうので」。

それでも畑岡奈紗ユ・ソヨンと同組になった予選ラウンドのペアリングが、安田のテンションを上げているようだ。「見た瞬間、うれしさと楽しみと勉強と緊張みたいなのがあって、こんな経験はUSLPGA(米女子ツアー)に行かないとないと思うので、感謝しています」と微笑んだ。

吉田も、気合いは十分だ。「この試合のために仕上げてきたので、最近の中では一番の調子です」ときっぱり。逆に「(勝つことは)ラウンドに入ったら意識したくない。やっぱり頭の片隅にはどうしても残ってしまうので、自分のメンタルコントロールをしっかりとやっていきたい」と、大舞台にはやる気持ちを懸命に静めていた。(千葉県野田市/今岡涼太)

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