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「塩をまこうかな」青木瀬令奈の鬼門と心の拠り所

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 2日目(24日)◇小樽CC (北海道)◇6628yd(パー72)

青木瀬令奈が6バーディ、2ボギーの「68」でプレー。通算8アンダーの単独首位に浮上し「小樽CCで2日間60台はうれしいですし、自信になります。ただ、10番できょうもボギーを打ってしまったのは悔いが残ります。ちょっと戦略を考えないと。それか塩をまこうかな。あら塩を持ってきます。買いに行こうかな」と笑った。

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後半10番(パー5)で3オン3パット。「ショットは3つとも全部良かった。ただ、ファーストパットで上がりがスライス、下りはフックで。ちょっとスライスを浅めに読んで打ってしまって」と振り返った。初日も同じく3オン3パットのボギーを喫した。「初日は出だしだったので、グリーンの状態も読めなくて納得はしているのですが…」。それでも胸にはモヤモヤしたものが残っている。

一方、後半戦でも心の拠り所にしているのが、今年から始めた反省ノートだ。野球の米大リーグで活躍する大谷翔平選手がつけているノートの存在を知り、書き始めた。中央に目標の「賞金女王」と記し、実現するために必要な「技術」「運」「健康」など8項目を列記。それらを実行するための「ドライバー240Y」「ごみ拾い」「睡眠の質」といった要素を書き出したページもある。

この日のフェアウェイキープ率は93%を記録した。「ショットのときに落ち着いているのがとっても良かった。風が強いときは、テンポが速くなりがち。でもきょうは一息入れて重心を低くして打てた。それがバーディを多く獲れた理由ですね」と分析した。

2017年の「ヨネックスレディス」に続く2勝目に周囲の期待は高まる。清めの塩をまいてでも、流れを引き寄せたい。(北海道小樽市/玉木充)

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