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涙のプロテスト通過…再受験組の三ヶ島かな、原英莉花

◇女子最終プロテスト 最終日(27日)◇チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)◇6307yd(パー71)

最終プロテスト受験者の中で唯一レギュラーツアーのシード権を持つ三ヶ島かなは通算14アンダーの7位に入り、3年ぶり2度目の挑戦で通過した。

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合格を確信しスコアカード提出所を出ると、すぐに報道陣に囲まれた。満面の笑みで質問に答えていたが、プロテストの感想を問われ、22歳の表情は一変した。うつむき、7秒ほどの沈黙を置いて「一番つらかった…」と声を震わせた。

3年前、同級生たちが目の前でプロになった。不合格の自分は取り残された気がした。「孤独感もあった。プロテスト失敗は、わたしの人生で最も嫌な思い出」と過去2年間は再受験を避けてきた。ただ、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が来年から予選会(QT)の受験資格をプロテスト合格者などに付与される「正会員」に限ると規則を改めたため、エントリーの締め切り直前に再受験を決めた。

「きのうの調子だとやばいと思った。いっぱい、いっぱいだった」。今週は試合に集中するため、携帯電話の電源を一切つけなかった。この日のティオフ前は、朝食のおにぎりが一口しか喉を通らなかった。緊張の糸がほどけ「一度落ちて良かった。それでいまがあるから」と涙をぬぐった。

今季下部ステップアップツアー2勝の19歳、原英莉花は通算11アンダーの10位で通過した。勝みなみ新垣比菜らと同学年で黄金世代とされたが、初めて受けた昨年のプロテストは不合格。「負い目というか、周りからどう見られるだろうって思ってきた」。あるプロアマ戦でゲストから冗談で「まだプロじゃないものね」と言われたことが忘れられなかった。

師匠の尾崎将司にはまだ報告しておらず「『(合格は)当然だろ』って言われると思いますよ」と苦笑い。真っ赤な目で「課題も見えたからまた頑張る」と飛躍を誓った。(兵庫県三木市/林洋平)

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