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三ヶ島かなはプロテストに3年ぶり参加 規定変更で「無職は困る」

◇国内女子◇サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント 2日目(14日)◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)◇6588yd(パー72)

混戦模様の最終日を前に、22歳の三ヶ島かなは首位と4打差の通算5アンダー11位タイとした。2週間後に控える最終プロテストを回避する上でも、「今週は結果を残したい」というツアー初優勝に向けて気合が入る。

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ホールアウト後は開口一番、「それまでは良かったけど、最後が悔しい」と苦い表情を浮かべた。上がり3ホールに2ボギーをたたいて後退。その後、上位陣が落として優勝戦線に踏みとどまったことで、「まだ上位を狙えるチャンス」と前向きに話した。

初めて挑戦した2015年のプロテストに失敗。その後も再挑戦はしないまま、合格者やツアー優勝者に資格が付与される日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の正会員ではなく、単年登録者(サードQT以上の進出者が翌1年間のみ適用できる)としてツアーに出場してきた。「プロテストは人生でも最も嫌な思い出というか…。雰囲気も独特だったりして」というのが、その理由だ。

しかし、LPGAが今年2月、予選会(QT)の受験資格を2019年から「正会員のみ」に変更する規定の見直しを行ったことで、2度目の受験を決意した。プロテストの合格以外では、ツアー優勝、または賞金シードを確保すれば正会員になれるが、「本当はもう受けたくないと思っていたけど、無職になっちゃうのは困るから」と苦笑いで明かした。

今月24日から4日間、兵庫県のチェリーヒルズゴルフクラブで行われるプロテストには、松森杏佳やツアー1勝のポラニ・チュティチャイ(タイ)らも参加する。三ヶ島は、次週「センチュリー21レディス」にもエントリー。もちろん、優勝してプロテストを回避できれば最高だが、「今季は成績を出せてないから、まず弾みをつけるという意味でもあすは大事」と集中力を高めた。(茨城県阿見町/林洋平)

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