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OB経験なし 20歳米アマ「ゴルフを始めたときから曲がらない」

◇国内女子◇センチュリー21レディスゴルフトーナメント 2日目(21日)◇瀬田ゴルフコース 西コース(滋賀県)◇6518yd(パー72)

日本ツアー初出場となった20歳の米アマチュア、クリスティン・ギルマンが5バーディ、ノーボギーの「67」。通算12アンダーで首位に1打差の2位で最終日を迎え「すごく安定したプレーができたのでバーディがとれました」と振り返った。

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前半1番(パー5)で2オンさせると10cmのバーディパットを沈めた。5番でも3.6mのバーディパットを決めるなど、最高気温36.7度を記録する猛暑日の中、前半だけで3つスコアを伸ばした。

2日間通してパーオン率は首位の小祝さくららと並ぶ89%を記録。ティショットも13ホール(14ホール中)でフェアウェイをとらえるなど、安定したショットが魅力だが、その秘訣を問われると困惑の表情を浮かべた。「8歳からゴルフを始めたが、そのときから、全くショットが曲がらなかった。それが自分のスタイルです」。OB経験も記憶にないと話す。

4度目の来日で日本文化に改めて親しみを感じた。13日に来日し、大会前には京都を1日観光。浴衣で街を散策したり、東福寺(京都市)では座禅も経験した。警策(きょうさく、修行者をたたくための棒)で3度、背中をたたかれ「気持ちよかったです。すごく良い文化だと思いました」。

2014年の「全米女子アマ」を制した実力者だが、初出場のアマチュアが優勝すれば、12年「サントリーレディスオープン」を当時16歳で制したキム・ヒョージュ(韓国)以来、2人目の快挙になる。「あまり自分にプレッシャーをかけないで、できるだけたくさんのバーディをとりたい。いいプレーをして歴史に名前を刻めれば光栄です」と逆転優勝をにらんだ。(滋賀県大津市/玉木充)

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