テレサ・ルーら首位 1打差に川岸、2打差に比嘉
2018年 ニッポンハムレディスクラシック
期間:07/06〜07/08 場所:アンビックス函館倶楽部 上磯GC(北海道)
「絶対に賞金女王をとりたい」婚約発表の比嘉真美子が4位浮上
◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 2日目(7日)◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース(北海道)◇ 6378yd(パー72)
大相撲・東前頭2枚目の勢と婚約した比嘉真美子は1イーグル、4バーディの「66」でプレー。首位と2打差の通算6アンダーで30位から4位に浮上した。
<< 下に続く >>
「きょうは寒さと雨が重なって厳しい状況だった。ただ、ターニングポイントになるホールでしっかりとバーディをとることができて、いいリズムに乗ることができた」。
気温13.7度。降りしきる冷たい雨の中、前半6番(パー5)でバーディを奪うと8番でも5mのパットを沈めてバーディ。続く9番(パー5)では208ydのフェアウェイからの2打目を7Wで3mにつけてイーグルとし折り返した。後半も2つ伸ばし、ノーボギーでホールアウトした。
婚約が発表されてから初めての試合ということもあり、ギャラリーから祝福の声が飛んだが「気持ち的にはそんなに大きな変化がなく、落ち着いてプレーができた」と振り返った。ただ、異色のトップアスリート同士ということもあり学ぶことは多い。「ゴルフは長時間プレー、相撲は一瞬と全く正反対ですが、その一瞬にかける集中力や気持ちの持っていく方法はものすごく勉強になります」と静かにうなずいた。
4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」で今季初勝利をあげるなど、前半戦を終えての賞金ランキングは3位。2013年の同ランク8位が過去最高成績だったが「絶対に自分のキャリアの中で賞金女王はとりたい。とるためには絶対勝ちきらないといけない」と曇り空が覆う函館で七夕の願いを込めた。(北海道北斗市/玉木充)