陸上の桐生選手と談笑する鈴木愛

昨季2勝を挙げて初の賞金女王に輝いた鈴木愛が12日（火）、都内で開催された「報知プロスポーツ大賞」の授賞式に出席。黒を基調としたドレスに身を包み「今回はメークさんにお願いしたので、いつもよりメークはバッチリだと思います」と、はにかんだ。

女王はオフに入ってからも大忙しだ。今後も表彰式やプロアマゴルフの参加でスケジュールは埋まっているが、「こういう機会がないと、他のスポーツ選手と出会うことはない。刺激になることも多いし、すごくうれしいですね」と話し、他競技のトップアスリートたちと共有できる時間を楽しんでいる。

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この日は、陸上男子100m走で日本人初の9秒台（9.98秒）をマークした桐生祥秀選手と、多くの会話を交わせた。「トレーニングの話です。走ることよりも、器具を使った筋トレがメーンだと聞いて意外でした」と驚きの表情。「私はあまりモノを使わないけれど、器具もいいなあって思いました」とし、来年1月に本格始動するオフのトレーニングに取り入れる可能性を示唆した。

「こういう機会を楽しみにしていたので、また表彰してもらえるように頑張ります」と、来シーズンの活躍を誓った鈴木。「（男子）バレーボールの石川祐希さんが好きなので、会ってみたいです」との願望を胸に抱きつつ、女王防衛をかけて整える。（編集部・塚田達也）