鈴木愛と笠りつ子が全米女子オープン出場権獲得
2017年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン
期間:05/19〜05/21 場所:中京GC石野コース(愛知)
鈴木愛 前年大会と同じパター、キャディで連覇狙う
◇国内女子◇中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 事前(18日)◇中京GC石野コース(愛知)◇6401yd(パー72)
前年覇者の鈴木愛は膝、ひじに痛みを抱えて「体の調子が正直良くない」と不安を残すが、連覇に向けて態勢を整えている。前週優勝したエースパターを封印して前年大会を制したときのモデルにチェンジした。さらに前年大会と同じキャディを起用した。
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昨季の平均パット数1位。今季もここまで1位と屈指のパット巧者だ。前日まで練習で試したエースでピン型のピン VAULT ANSER 2を使わずに、前年大会で使ったマレット型のピン スコッツデールTR パター PIPER Cの投入を決めた。
同モデルは今季初投入となる。前週に今季初優勝を挙げて流れに乗る中での変更。「やっぱりこっち(マレット型)の方が、ここのグリーンではイメージが出やすいので」と説明した。
さらに専属キャディのいない鈴木は、前年と同じ河戸映キャディとのタッグを選んだ。「基本は優勝した翌年の大会は同じ人」と決めている。一昨年もタッグを組んだが過少申告で失格し、前年はリベンジを果たした。
「痛みで(膝は)テーピングが必要ですね」と満身創痍の中での戦いだが、「この試合は良いイメージを持っている。体が保てばしっかりアンダーで回れると思う」と話した。
5月17日時点の世界ランク50位以内の資格(37位)で出場権を得た7月の「全米女子オープン」についても「体調と相談しながらですが、出ようと思っています」と意欲を示した。(愛知県豊田市/林洋平)
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