厳しい冬に…川岸史果、西山ゆかり、服部真夕らは出場権逃す
2017年 ヤマハレディースオープン葛城
期間:03/30〜04/02 場所:葛城GC山名コース(静岡)
覚醒間近?ルーキー川岸史果が開幕5戦でシード当確
◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 最終日(2日)◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(静岡県)◇ 6568yd(パー72)
最終18番(パー5)をバーディで締め、最終日はノーボギーの3アンダー「69」。通算2アンダーの6位で4日間を終えた川岸史果は、今季5戦で3度目のトップ10入り。獲得賞金を2021万3000円として、来季の賞金シードをほぼ確実なものとした。
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昨年のプロテストに合格し、今季はQTランク26位でツアー参戦中。ツアールーキーながら、賞金ランキングは日本人最上位の4位と健闘を続けている。
「(開幕前の目標に対して)ものすごく早く来ていると思う。シードはほぼ獲れたと思うので、ひと段落というか。(昨年12月に手術をした)足の調子を見ながら、今後の試合も休めたりするので、そういう面ではだいぶ楽になりました」と表情を緩めた。
大会3日目は5番のトリプルボギーが響いて「74」。父・良兼からは「OBか?」と連絡があったという。それでも、最終日に巻き返して賞金300万円をゲットした。
“怪物”2世の覚醒は近そうだ。「あとは優勝するだけです」と鼻息も荒い。「これまで2回の優勝争いでは最終日に崩してしまったけど、きょうの3アンダーは今後の成長につながる。次のチャンスが来たら、優勝します」と堂々と宣言した。(静岡県袋井市/今岡涼太)
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