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靱帯断裂から復帰の上原美希 地元沖縄で自己ベスト順位に挑む

沖縄県の琉球GCで行われている国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」3日目、プロ7年目の上原美希が3バーディ、3ボギーでプレーして通算2オーバーとし、3人(上原、大城さつき、アマチュアの新垣比菜)が予選を通過した地元沖縄勢のうち、トップの16位につけた。靱帯断裂のケガを乗り越えた27歳が、最終日も地元大会を盛り上げる。

2010年にプロテストを2位で通過し、その年のファイナルQT(最終予選会)を27位で終えて、ツアー出場権を獲得。11年には「meijiカップ」で7位、「富士通レディース」で8位に入ってブレークを予感させたが、その後は伸び悩んだ。

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14年のファイナルQTで32位に入り、多くの試合の出場権を手繰り寄せた。しかし15年1月、トレーニング中にダッシュを行った際、右足の靱帯を断裂した。手術、リハビリを余儀なくされ、昨年の開幕戦は欠場した。

プロ転向後、2年ぶり5度目となる地元での開幕戦。「やっぱり今でもダッシュは怖いです」と苦い記憶が残る中、主催者推薦で出場した今年は「ケガをして、今の方が上に行きたいという気持ちが強くなった」と語った。

この日は両親ら15人の応援団が駆けつけた。県内のファンからも声援を受ける。トップ10入りが目標と口にしたが、あわよくばレギュラーツアー自己ベストの7位更新を狙う。(沖縄県南城市/林洋平)

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