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完治不能のケガと戦う諸見里しのぶ、半年ぶり60台で優勝争いへ

2015/09/19 20:22

3打差8位で最終日へ。6季ぶりのタイトル 3打差8位で最終日へ。6季ぶりのタイトルへ望みをつないだ諸見里しのぶ

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」2日目。14位から出た諸見里しのぶが3バーディを奪って、ノーボギーにまとめる「69」をマークし、首位と3打差の通算5アンダー8位タイに浮上した。2009年から遠ざかる節目のツアー通算10勝目も見える位置で、最終日を迎える。

予選通過は6試合ぶり、60台は3月の開幕戦の最終ラウンド以来。「本当に、やっと良いところで回れる。頑張りたいという思いはメチャクチャ強いです」と意気込んだ。

2013年途中から見舞われた左脇腹の痛みが発端となり、以降は低迷のシーズンが続く。14年1月に『第四肋軟骨の炎症』と診断され、医師からは完治不可能と宣告された。「正直つらいです。腰がすぐに固まってしまうし、夜も痛すぎて眠れないことがたまにある」。グリーン上でもストレッチをする姿が多く見られ、「付き合い方を考えていくしかない」と言葉に深刻さを響かせた。

この2シーズンは賞金シードも手にできず、昨年は初めて国内QTも経験した。優先順位34番目で何とか出場権を手にした今季も、出場22試合で予選通過はわずか4試合。賞金ランクは83位と低迷中だ。脇腹の痛みは身体のほかの部位へと広がり、2度の途中棄権も強いられた。

その中でも、上だけを見る向上心は失わない。「クラブを上げて、下ろすだけのショットにしたかった」と、今週からアイアンのシャフトを、長く使用してきたカーボンからスチールにチェンジした。重量が増える分、体にかかる衝撃も大きいが、クラブの重さに任せることで「インパクトがスムーズになったし、ラフに負けることがなくなった」と感触は上々だ。

「最近はパットのフィーリングもすごく良いし、ショットも良くなってきた。やっとショットとパットが噛み合ってきた感じがあります」。心が折れても無理はないほどの苦しい状況にあっても、決して明るさを絶やさない29歳。復活への足がかりとしたい。(愛知県美浜町/塚田達也)


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