アマ18歳の野澤真央が1打差2位発進!首位は申ジエ
2015年 サイバーエージェント レディス
期間:05/01〜05/03 場所:鶴舞CC(千葉)
ゴルフ界の真央も世界を目指す!可憐さよりもパワーが武器
今年3月に高校を卒業して間もない18歳アマチュアが、首位に迫る好スタートを見せた。国内女子ツアー「サイバーエージェント レディス」初日。主催者推薦枠で出場した野澤真央が、上がり2連続を含む4バーディ、1ボギー「69」をマークし、首位と1打差の3アンダー2位発進を切った。
愛知県名古屋市出身。プロツアーの実績は乏しいながら、2013年の「日本女子アマ」で3位に入り、14年はナショナルメンバーにも選出された若きトップアマの1人だ。現在は「中京テレビ・ブリヂストンレディス」の開催コースでもある中京ゴルフ倶楽部の研修生をしていて、今年のプロテスト突破に向けてゴルフ漬けの日々を送っている。
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「2から3mくらいのチャンスを何個も逃した。そこがもう少し入れば、もうちょっと(スコアが)出たと思う」と、余力を残しての滑り出し。「上がりが良かったので80点くらい」と約2年ぶりとなるプロツアー初日に納得の高評価をつけ、真っ黒に日焼けした顔に白い歯をのぞかせた。
身長168センチ、体重58キロと絞られたアスリート体型を生かしたドライバーの飛距離は平均270yd。昨年5月に愛知県で行われた「全米女子オープン」予選会でプレーオフをともにした渡邉彩香と、「(距離が)それほど変わらなかった」というパワーが最大の魅力だ。距離は今も伸びている段階で「280ydいくときもある」と言ってのけた。
目標とするプロは、同じパワーヒッターのツェン・ヤニ(台湾)。憧れの男子プロは「昔はタイガー・ウッズ、今はロリー・マキロイに変えました」と、やはり豪快なスイングの持ち主が並ぶ。
「将来は海外でプレーしたい」と目を輝かす18歳。2日目は最終組に入り、元世界ランクトップ申ジエ(韓国)の背中を追う。(千葉県市原市/塚田達也)