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攻めのゴルフに転じハーフ「29」 単独首位の福田真未

愛知県で開かれている「マンシングウェアレディース東海クラシック」2日目。福田真未が後半11番から16番までの怒濤の6連続バーディを含む7バーディノーボギーの「29」で回り、通算10アンダーとして単独首位に躍り出た。

9ホール(パー36)を「30」未満で回ったのは、LPGA競技史上14人目で、昨年の「大王製紙エリエールレディスオープン」の最終日(4日目)に吉田弓美子が達成して以来となる。歴代の最少ストローク数は、諸見里しのぶが2011年の「スタンレーレディス」最終日(3日目)で出した「27」。

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この日のラウンドを終えた福田は、開口一番「自分でもびっくりした」。バーディで締めくくった18番を終了後、グリーン脇でスコアを計算し「29」と記入した。しかし「そんなわけはない」と思い、いったん「30」と書き直した。再度計算して「えっ、合っているのかな」と分かり、今度こそ正確に「29」と記載した。

18ホールの「64」も自身のベストスコアとなった。

奪った9つのバーディのうち、「自分でもすごかった」と振り返ったのは16番のパー3(194yd)。4UTで放ったティショットを引っかけ、グリーン奥のラフにこぼした。52度のウェッジで打った残り20ヤードのアプローチは、カラーの先に落ちるとそのままスルスルとカップイン。6連続目のバーディとなった。

今シーズンは予選落ち6回、10位以内はシーズン序盤の3回だけと、春以降苦しい戦いが続いていた。「考えすぎて怖くなり、攻められなかった。ミスしたらどうしようと安全な方に逃げ、ボギーは打たないけれど、バーディも獲れないゴルフになっていた」と分析する。

今季の獲得賞金が2000万円を突破し来季のシード権が確実になった2週間前の「ゴルフ5レディス」を境に、楽に考えられるようになったという。

今週は、同じ福岡県出身の研修生・吉本侑平さん(20)に昨年以来となるキャディを依頼し、「自分が消極的なゴルフをしていた」ことを再認識させられた。カップを見ないようアドバイスされ、「今日は入れようではなく、そこに打とうと心がけた。これまではオーバーはなかったが、今日はけっこうオーバーした」と、攻めのゴルフに転じられた。

単独首位で迎える最終日。初優勝に向け「今日のように目の前のことに集中してやりたい」と力を込めた。(愛知県美浜町/片川望)

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2014年 マンシングウェアレディース東海クラシック



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