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最終日はアンダーパー 森田理香子は胸をなで下ろす

森田理香子の顔に少し明るさが戻ってきた。「ニトリレディスゴルフトーナメント」最終日を6バーディ、4ボギーの「70」でラウンドし、カットライン上での予選突破から27位まで順位を上げて大会を終えた。

初日はシャンクが相次ぎ、「79」と大荒れした。体とボールとの距離が遠すぎたのが要因と、修正して臨んだ2日目は「72」のパープレー。最終日はさらに2つスコアを縮めた。

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「悪い中でもぎりぎりで(予選を)通過して、昨日より成績をアップできた」と語り、ひとまずは胸をなで下ろした。

最終日も連続ボギーこそ叩いたものの、終盤の6番(パー5)では、グリーン横からのアプローチをカップ30センチにつけ、バーディ。7番では1.5メートル、8番(パー3)ではグリーン外側から14メートルのパットを沈め、3連続バーディを決めた。

最終9番(パー5)も3打目をピンそばにぴたりと寄せ、4連続バーディの上がりも見えかけたが、「最後また外しました。30センチくらい…」と“有終の美”とはいかなかった。

初日と最終日の違いを「シャンクが出なかったし、パッティングのタッチも合っていた」と説明したが、自らに与えられるのはとりあえずの及第点。賞金女王が追うゴルフとは、まだ似つかぬはずだ。

次週は休養に充て、再来週のメジャー「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」に照準を定める。「来週は練習もして、新しいクラブも試したい。ユーティリティを試す。ロングアイアンで止まりにくいのもあり、状況によって替えていかなければならないので」と話した。(北海道恵庭市/片川望)

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