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薬指のケガから復帰 森田理香子、ホステス連覇へ不安と期待

国内女子ツアー「サントリーレディスオープン」は12日(木)、兵庫県にある六甲国際GCで11日(木)に開幕を迎える。ディフェンディングチャンピオンは、サントリー契約の森田理香子。大会の看板を背負う主役の1人として、ホステス連覇をかけた4日間の戦いに臨む。

大切な一戦を前にしかし、不安の種を抱えてのコース入りとなった森田。前週「ヨネックスレディス」のプロアマ前夜、右手の薬指をホテルのドアに挟み、医師から『右手薬指第2関節捻挫』、全治5日との診断が下された。以降は安静を強いられ、ようやくクラブを握ったのは昨日。10球ほどボールを打ち、痛みがないことは確認できたという。

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この日はプロアマ戦に出場し、ケガをしてから初めて18ホールをラウンド。「痛みもないし、今日はまったく問題はなかった」とプレーへの影響はなく、「今週に間に合ったのが奇跡みたい」と、まずは安堵の表情を浮かべた。

プレー中もテーピングを巻かず、良好な回復具合をうかがわせるが、「変なライから打ったときに、どれくらいの衝撃が(指に)くるか分からない」と、やはり心許ない気持ちはある。連覇へ向けた言葉にも「できる限りのことはしようと思っている。今週は出られるだけで嬉しいし、戦ってみて、結果的にそうなれば幸せなこと」と、やや歯切れの悪さが響いた。

次週には「全米女子オープン」(6月19日~/米国ノースカロライナ州・パインハーストNO.2)も控えており、まずは自身の状態を確認しながらのプレーとなりそう。森田は明日の初日、午前8時24分に渡邉彩香、アマチュアの勝みなみと同組で10番ティからスタートを切る。(兵庫県神戸市/塚田達也)

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