予選落ち明けの森田理香子は華やかなウェアで気分転換を図る

先週開催された国内女子の今季メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」で予選落ちに終わった昨年の賞金女王・森田理香子は、今週16日（金）に開幕する「ほけんの窓口レディース」に出場する。

大会前日のプロアマ戦に元気な姿を見せた森田は「先週とは切り替えて、今はすごくいい感じです」と、花柄の明るい印象のウェアに身を包んで笑顔を見せた。「このウェア、本当は先週の決勝ラウンドで着ようと思っていたのですが・・・」。予定通りに着ることができず、“スライド登板”でのお披露目となった。

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「先週はスイングも、パッティングも、流れも全て悪かったです。でも、タイガー・ウッズとか、どんなに凄い選手でも常に良い状態というのはないので。この状態を次にどうするかは自分次第だと思います。落ちていくのか、這い上がっていくのか」。

今季3戦目の「Tポイントレディス」での優勝以降、前週は「スタジオアリス女子オープン」に続く2度目の予選落ちを喫した森田は「私はもうしっかりと落ちたので、これからは上がっていくだけだと思っています」と前を見つめる。

今週の開催コース、福岡CCでは過去2年42位、33位と上位に入ることができていない。今年は、打ち上げで右ドッグレッグの9番の2打目地点が広がり、フェードヒッターではなくても攻めることが可能になった。「去年まではティショットも打ちづらいし、2打目ではピンが見えなかったけど、見えるので攻めやすくなりました」。苦手感覚を1つ払拭できたことで、気持ち良くスコアを伸ばし、今季2勝目への足がかりを掴みたい。（福岡県福岡市／本橋英治）