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横峯さくら、夫婦で“OKライン”をリセット パットに好感触

新潟県のヨネックスCCで開催されている国内女子ツアー「ヨネックスレディス」の2日目。35位から出た横峯さくらは、前半アウトで1つ落としながらも後半に4バーディを重ね、5バーディ、2ボギーの「69」。通算3アンダーの15位に浮上して決勝ラウンド進出を決めた。

出遅れた初日のホールアウト後、小雨がパラつく練習グリーン上には、4月に入籍したメンタルコーチの森川陽太郎さんと2人で話し込みながらパット練習に励む姿があった。約30分間。「2人でグリーン上で話しながら練習するのは初めて」という指導の中身は、ライン読み…ではなく、グリーン上における「OKライン設定」についてだった。

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森川さんが提唱する“OKライン”の思考法は、自然と湧き出る「欲」に対して到達ライン(OKライン)を下げることで心のプレッシャーを軽減し、パフォーマンスを向上させるところがミソ。しかし、横峯は、「欲を出して、入れたいと思ってからの“OKライン”なのに、最近は5、6メートルのパットだと『2パットでOK』と、自分の感情にフタをしていた。“OKライン”以前の問題だった」。夫の指導で身につけた“OKライン”を下げる――という思考法が常態化してしまい、本当の無欲状態に陥っていたという。

この日は「パットで欲を出していこう」といったん“OKライン”をリセットし、パットが復調。12番では5メートルのチャンスを決め、「久しぶりの感触だった」と表情も明るくなった。OKラインのコントロールは難しい。

「明日もチャンスが来れば欲を出していきたい」と、首位と5打差で迎える最終日。2週間後の「全米女子オープン」に向けて来週早々の渡米を予定しており、今週がメジャー前の最後の試合でもある。掴みかけているパットの好感触を、結果に繋げて乗り込みたい。(新潟県長岡市/塚田達也)

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