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賞金女王への“OKライン”は? 横峯さくらが操るメンタル術

今季3勝目を手にした「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」の優勝会見で、横峯さくらは“OKラインを下げる”というフレーズを何度も繰り返した。

今年8月にメンタルトレーナーとして正式に契約を交わした森川陽太郎さんが、ほかの競技のコーチングでも、中心に据えているトレーニングテーマだ。森川さんは「自分に素直になること。無理にポジティブに考えず、そのままの感情や結果を受け入れることです」と、言葉の意味をかみ砕いて説明した。自身もサッカー選手だった経験も活かし、パフォーマンスを最大に発揮するため、アスリート目線に立って構築された独自のメソッドという。

この思考法を、横峯は「自分に過剰な期待をしないこと」と理解し、自分のものとしたようだ。森川さんとは共通の知り合いを通じて2年ほど前に出会ったという。横峯は、当時をこう振り返る。「私自身、メンタルが弱いと思っていたけど、“それは悪いことじゃない”とおっしゃってくれた。考え方が他のトレーナーさんとは違うし、面白いと思った」。横峯が言うところの“お試し期間”を経て、今年の正式契約に至った。

今週も、随所に森川さんから享受したメンタルトレーニングの指導がちりばめられていた。たとえば、大会レコードの「63」で2位に5打差をつけた3日目終了後、横峯は「さらにスコアを伸ばしていきたい」と最終日への意気込みを口にしていたが、森川さんの言葉は真逆をいくものだったという。

「森川さんは、追いつかれる悪いイメージも想定して、18ホールを終えて1打でも勝っていればOK”というスタンスだった。明日は全部パーでいいし、ボギーを打ってもいつかバーディが来る気持ちでやっていこう、という感じでした」。

実際にこの日は、14ホールを終えて2バーディ、2ボギーのイーブンパーと伸び悩み、1組前を回るアン・ソンジュに一時は2打差まで詰め寄られた。不穏な空気が漂い始めるところだが、横峯の心に焦りは生まれなかった。

「いつもだったら“2打差だ・・・あと3ホールあるのに”って思っていたかもしれないけど、“まだ2打差ある”って、OKラインを上げることなくプレーできた」。そして、15番で5メートル、16番で3メートルを次々とねじ込み、連続バーディで後続を突き放した。

森川さんが本格的に横峯の指導を始めた4月下旬以来、3つめのタイトル。森川さんは「さくらさんが、自分と向き合うことが上手だった、ということだと思います」と、OKラインメソッドの効果を評価している。

今週の勝利により、賞金ランキングトップを独走していた森田理香子との差を約380万円に詰め、残り5試合のシーズン大詰めへと向かう横峯。これまでウィークポイントと思い込んでいた精神面は、むしろ武器となったようにも思える。2009年以来の賞金女王奪還へ、“OKライン”をどのようにコントロールするのか注目したい。(兵庫県三木市/塚田達也)

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塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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