藤田は苦手な高麗グリーン克服？で首位と1差4位に浮上、ツアー初Vを懸けて最終日に挑む

静岡県伊東市で開催されている「フジサンケイレディスクラシック」の2日目、藤田光里が5バーディ、2ボギーの「69」とスコアを伸ばし、首位と1打差の4位に浮上した。

この日は2番、アプローチミスでトップした球がピンに当たり、そのままカップインするバーディでスタート。4番、5番と連続するパー5ではいずれも4メートルのバーディパットを沈めて波に乗った。慣れない高麗グリーンに戸惑いながらも、初日の経験を生かしてチャンスを掴んだという。

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普段はタッチを合わせてパッティングしている藤田だが、「今週はカップを狙ってまっすぐ打つという感じ」と強気のストロークで5つのバーディを量産。「入らなくてもカップには届いている」と、最終日の優勝争いを前にして、しっかりと手応えを掴んだ。

「明日はスコアがどうあれ、パッティングが今日みたいにしっかり打てて、気持ち良く上がってこられればいいですね」。

今季「スタジオアリス女子オープン」での5位タイがレギュラーツアー自己ベストフィニッシュの藤田。首位に1打差の好位置から、最も気持ちのいいフィニッシュは「ツアー初優勝」の1つしかない。（静岡県伊東市／糸井順子）