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目覚めたスーパールーキー 藤田光里が4打差6位で最終日へ

昨年末の最終予選会をトップで通過し、その年のプロテスト合格者たちが集う「LPGA新人戦 加賀電子カップ」を制した藤田光里。期待を一身に背負うルーキーが本領発揮だ。静岡県の葛城GC山名コースで開催中の「ヤマハレディースオープン葛城」3日目に「71」をマークし、通算2アンダーとして首位に4打差の6位で最終日に進んだ。

初日を終えて21位、2日目に順位を15位まで上げて迎えたムービングデー。だが藤田はスタートから2ホールでショートゲームに苦しみ、ボギー、ダブルボギーを叩き、いきなり躓いた。だが、続く3番(パー5)で落ち着いてバーディを奪い返すあたりが並みの新人とは違う。前半アウトで落としたストロークは2つにとどめ、後半インで挽回。11番、14番、15番と、いずれも3メートル前後のチャンスを逃さず、3バーディを決めた。

「出だしで『終わった…』と思ったけれど、後半に取り返せて良かった。最初の目標はパープレーだったので、そこまで取り返そうとしました」。その言葉よりも、1ストロークの“貯金”を作り、じわりと優勝戦線の一角に浮上してきた。

オフにはキャロウェイゴルフやレオパレス21と大型契約を結び、話題を呼んだ。しかし新シーズンは開幕から3戦連続で予選落ち。「プレッシャーも、不安も多くて、今はもうほとんど記憶にないくらい焦っていました」と19歳は正直に振り返る。前週に初めて決勝ラウンドに進み、その硬さもようやく取れてきたところだ。この開幕5戦目は昨年、同じようにスーパールーキーと期待された比嘉真美子が、初勝利を挙げたトーナメントでもある。

藤田にとってこの葛城GCは、トップ通過した最終予選会が行われた場所でもある。「実はあんまり好きじゃないんです。QTの前に個人的に回らせていただいたけれど、その時の悪かった印象しかなくて。皆に『相性がイイでしょ?』なんて言われるんですけど…。あの時(最終予選会)はパットが良く入っただけ」と苦笑いで明かした。

だからこそ「優勝争いはあまり考えずに回りたい」と気持ちに浮き沈みは見られない。19歳192日で迎える最終日に逆転に成功すると、ツアー史上7番目の年少初優勝記録を樹立する。激しい風、高難度のコースの前では、無欲は何にも代えがたい武器となりそうだ。(静岡県袋井市/桂川洋一)

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