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宮里藍をしのぐ快挙達成逃す…17歳の森田遥「本当に悔しい」

高知県の土佐CCで開催された、国内女子ツアー「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」の最終日。首位に3打差の8位から出た森田遥(高松中央高2年)は5バーディ、ノーボギーの「67」で回り、終盤まで優勝争いを演じたが、プレーオフに1ストローク届かない通算6アンダーの3位タイで終えた。

森田が優勝すれば、清元登子(1973年)、宮里藍(2003年)、キム・ヒョージュ(2012年)に次ぐ4人目のアマチュア制覇。17歳240日での優勝は宮里藍(18歳262日)を抜いて日本人最年少となるところだったが、快挙は惜しくも叶わなかった。

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最終組の3つ前から、同組で回った一ノ瀬優希と競い合うように首位の背中を追った。終盤の15番には5個目のバーディを奪い、同じホールで一ノ瀬がバーディを奪い返す瞬間までは首位にも並んだ。悔やまれるのは直後の16番。ピンそば1メートル弱のバーディパットがカップに蹴られ、再び首位の一ノ瀬に並ぶ絶好のチャンスを逸した。

その直前にはスコアーボードを目にし、自分の位置を確認していたという。「(入れたら首位に並ぶ)そんな気持ちが出てしまったのかも。すべては16番でした。本当に悔しい」と、勝負の分かれ目となった痛恨の1打を振り返った。

敗れはしたが、優勝争いの中でも「もっと味わっていきたい緊張だった」と最後まで臆することなく、堂々としたプレーぶりを披露。アマチュア優勝についての意欲の高まりを問われると、「はい、なりましたね」と、今後は実感も伴うこととなる目標をはっきりと見据えた。次戦は、5月上旬開催の「サイバーエージェント レディス」への出場を予定している。

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