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横峯さくら、好調の要因は“腕にキス”

国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の2日目、1オーバー36位タイからスタートした横峯さくらは5バーディ、1ボギーでラウンドし、首位と2打差の通算3アンダー、6位タイに浮上した。

1番、2番と連続バーディでスタートすると、4番パー5、さらに強い向かい風で多くの選手が苦戦した10番でバーディ。12番は5メートルを3パットでボギーにしたが、16番パー3では上り6メートルのバーディパットを沈め、昨年プレーオフで勝利を逃した大会で今年も優勝争いに絡んできた。

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初日のラウンドを60点と評した横峯は「今日は80点です」と明るかった。ドライバー、アイアンショットはイメージ通りに打てている。その反面、2メートル程のバーディチャンスを3回外したことを悔しがった。

それを差し引いてもの80点は「年に数回あるかないか」というほどの高評価。その要因はオフから取り入れたスイング強化にあると分析する。いままではテークバックしたトップで肩の位置が浅かったと判断し、深めに入れることにしたという。

「前は左腕の真ん中あたりにファンデーションが付いていましたが、肩を深く入れることで5センチほど高い位置に付くようになったんです」。この日は左腕に刺繍されたスポンサーロゴの少し上にファンデーションがついていた。「いままで気づかなかったのですが、これで自分のスイングの状態が分かるんですね」。

昨年は左に引っ張ってしまうミスショットに悩まされた横峯だったが、この2日間は安心してショットが打てている。不安材料なく挑む最終日、昨年のプレーオフ負けから一転して、逆転優勝という結果が待っているのだろうか。(沖縄県南城市/本橋英治)

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