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上原彩子、一ノ瀬優希らがアマチュア相手に本気の勝負
塚田好宣、一ノ瀬優希、大山志保と今季3人の優勝者を生み出したピンゴルフジャパンが、東京都調布市の東宝調布スポーツパークで15日、ファン感謝イベントを行った。アジアンツアー「タイランドゴルフ選手権」に出場した塚田は欠席したが、大山、一ノ瀬、上原彩子ら契約選手が勢揃い。280人の応募の中から抽選で選ばれた60人のファンが9ホールのラウンドなどでプロたちとの交流を楽しんだ。
参加したプロはアプローチ、パター、そしてパー3ホールでのニアピン対決などを行い、アマチュア相手に本気になる場面も。大山はベタピンにつけるショットを披露するとお馴染みのガッツポーズ。それを目の当たりにしたアマチュアは「あれは無理ですよ。でも生ガッツポーズが見られたからいいや」と、プロとの対戦に一喜一憂した。
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ことごとくワンオンに成功し、アマチュアを苦しめていたのは上原。今季は米ツアーと国内ツアーをかけ持ちで戦ってきた。「いろんな経験ができた1年でした。とくに米国では数多くのトラブルもあって」と、慣れない米国で飛行機に乗り遅れたり、レンタカーでエンジントラブルに見舞われたりしたことを振り返った。今季で日本ツアーのシード権を喪失し、2014年は米ツアーに専念することになる。「生活面でも慣れてきたので今年の経験を生かして優勝し、最終戦へ出場したい」と、米ツアー初勝利を目標に掲げた。
一方、一ノ瀬は105ヤードの距離もなかなかグリーンに乗せられず、「今日はみなさんのために遠慮気味に」と苦笑い。開幕3戦目でプロ初優勝を果たしたシーズンだったが、「目標が達成できなかったことは悔しいですが、良い1年でした」と、その後に2勝目を掴みきれなかったことへの無念さで1年を振り返った。来年も引き続き複数回優勝を目標に戦うことを誓った。また、12年に出場した「全英リコー女子オープン」には、もう一度チャレンジしたいという。
イベントを終えた上原は自宅の沖縄へ。そして一ノ瀬も年末には合宿のために沖縄へ向かい、来季に備える。(東京都調布市/本橋英治)