シード権の当落線上にいる井芹美保子が5アンダー首位発進

■ 井芹美保子 7バーディ、2ボギー「67」 5アンダー首位タイ

「今までずっとパットが入っていなくて苦しんでいたけど、今日は入ってくれたので90点はあげたいです。今までは打ち方にこだわり過ぎていたし、自分の中で“こうしたら入る”というものもなかった。とりあえず1つ1つと思って、今日はリズムに気をつけてやったのが良かったです。イチ、ニ、サンという感じを頭に入れて。（今週を前に賞金ランキング51位）シードよりも優勝を狙ってやった方がもっと成績がでるのかな、とは思っていますが、1日1日をしっかりプレーすることだけを心がけています」

■ 笠りつ子 7バーディ、3ボギー「68」 4アンダー3位タイ

「バーディとボギーが多い1日で、出入りの激しいゴルフだった。今週はラフが深いので、ドライバーをいかに良いところに置けるか。風もあるのでセカンドの距離感が難しかった。（良かった点は）ロングホールでは寄せてのバーディが多かった（4つのパー5全てバーディ）。後半17番と18番もバンカーに入ったけど、パーで上がれたことも良かったです。（早く今季1勝が欲しい？）シーズンも残り少ないけど、焦らず良い方向に気持ちをもっていければ良いゴルフができると思う。勝ちたい、という気持ちはあります。明日と明後日、強い気持ちを持っていきたいです」

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腹痛を訴えながらも「パターが良かった」。今季4勝目へ好スタートの吉田弓美子

■ 吉田弓美子 5バーディ、1ボギー「68」 4アンダー3位タイ

「今日はお腹が痛くて・・・。体調が良くない中で出だしがボギーで、何とか1アンダーかイーブンで回れたらいいな、と思ってやっていた。今日はパットが一番良かったです。チャンスよりもピンチが多かったけど、うまくアプローチとパターでしのげた1日だったと思います。（シーズンも終盤）ショットの飛距離は夏場から落とすことなく、良いイメージで振れているし、チャンスが巡って来たら残り数試合で1勝したい気持ちはすごくある。（賞金女王への意識は？）まあ、頑張った結果が順位になると思うので・・・。リコーカップでその争いにいられれば私自身の経験にもなるし、面白い位置でリコーカップを迎えられればと思います。

（以前から3ツアーズ出場を目標にしているが）出場できるのは、ほんの一握り。ここまで来たら、絶対に（出場権を）つかみとって出たいと思っています。男子プロのプレーをロープの中で見てみたいし、シニアの方からは小技を盗めたらいいと思っています」。

■ 森田理香子 2バーディ、2ボギー「72」 イーブンパー21位タイ

「長いパットが良かった。今日の2つのバーディ（7番と8番）は、良いところについて入れられました。全体的には（パットを）入れたい気持ちが強かったけど苦しんだ。悪くはないので、ずっとやっている今までのゴルフをしていきたい。追いつくためにはチャンスで入れていきたい。1ホール1ホール、バーディを狙っていきます」