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2013年 ニトリレディスゴルフトーナメント
期間:08/30〜09/01 場所:桂GC(北海道)
2週連続&2連覇を狙うアンが穴井を急追
初日から断続的に降り続く雨に、2日目は風も加わる難コンディションとなった「ニトリレディス」。初日「74.8」、2日目「75.7」と低調な平均ストロークが、選手たちの苦しみを雄弁に物語っていた。
初日を6アンダーの単独首位で終えた穴井詩は、2日目のスタート前に同門の堀奈津佳に声を掛けられた。「先輩、まだ2日目ですよ!」。自分では意識していない緊張感だったのか、「楽しみという気持ちの方が強かったけど、ちょっとだけソワソワしていたみたいです」と苦笑いで振り返った。
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10番から出て、序盤は2つのバーディを先行させたが、雨脚の強くなった後半はボギーとバーディが交互に来る展開。4番でカラーから25メートルほどのパットを8メートルもショートさせてボギーとすると、最終9番でも再びカラーから13メートルをパターで2メートルショートさせてのボギーフィニッシュ。スコアはかろうじて「72」にまとめ、通算6アンダーの単独首位には踏みとどまったが、ツアー初優勝を目指す穴井は「4番で1回やっているのに、9番で同じことをしたのが悔しい」と、視線を落とした。
一方、首位の穴井に迫ったのは、この日「70」で回ったリ・エスドとアン・ソンジュ、そして「71」で回ったイ・ボミの韓国勢3選手。共に通算4アンダーとして、最終日に逆転を狙う。
中でも、この日(8月31日)が26回目の誕生日となるアンは、ラスト5ホールで2ボギーを叩くまでは首位を捉える勢い。「後半は雨が強くなってグリーンも重く、タッチが合わなくなってしまった」と、16番での3パットに悔しさを滲ませた。だが、先週の「CAT Ladies」では雨の中で優勝を飾り、今大会はディフェンディングチャンピオン。2週連続優勝と2連覇が掛かるアンには、どことなく余裕も漂う。
昨年も穴井を逆転して勝利したアンは、「詩(らら)さんも昨年強い印象が残っているけど、私もこのコースは強いですから」。そして、「最終組に入ると、逃げる気持ちが強くなってしまうから、逆にこっちの方が好き。1つ前の組でバンバン(バーディパットを)入れて、最終組が緊張するようにしたいですね」と、最終組の1組前に入ったのはむしろ好都合だと表情を緩ませた。自らの誕生祝いは、明日日曜日にとっておくつもりだ。(北海道苫小牧市/今岡涼太)
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