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原江里菜が早朝スタートで12位タイに浮上

先週の「ヤマハレディースオープン葛城」で、19歳でツアー初優勝を果たした比嘉真美子のプレーを見ようと、「スタジオアリス女子オープン」2日目は午前7時前から多くのギャラリーが会場に訪れた。比嘉のスタートは7時10分。2連続バーディでスタートしたが、17番でトリプルボギーをたたくなどスコアを1つ落とすも、通算5オーバーの40位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

比嘉のプレーを見ていたギャラリーたちだったが、中盤以降は同組でラウンドした原江里菜がスコアを伸ばしてリーダーズボードを駆け上がったために、その数は時間を追うごとに増していった。

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10番スタートのトップ組でティグラウンドに立った原の目に飛び込んできたのは、うっすらと白いフェアウェイだった。「朝は霜でも降りているかと思うぐらい寒くて。でも朝のうちは風が無かったのでラウンドしやすかったです。今日は無理して攻めず、ピンの手前からという意識が良かったと思います」と話す原は、後半の2番までに5つのバーディを量産した。

しかし、最終9番はティショットを右サイドのバンカーに入れると、2打目はグリーン手前のラフへ運び、アプローチでピン奥4メートルへ。「ティショットは左の崖を意識しすぎて右に曲げてしまいました。2打目以降は思った通りに打てたので、ティショットだけが悔やまれます」と、パーパットも納得のストロークだったが、カップの左をすり抜けてボギーとしてしまった。

初日は1番でダブルボギーをたたくと、2番、3番でボギー、スタートから3ホールで4オーバーと苦しいスタート。「昨日の朝のことを考えたら、この位置にいるのが不思議です。開幕2戦目はショットの調子が良くて上位に入れましたが、今週はなにも良くないのに首位と3打差ですから。こんな感じで力まずやれたほうが結果は良いのかもしれませんね」と、最終日も無理をしてピンを狙うことはないと言う。(兵庫県三木市/本橋英治)

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