「燃えている」鶴岡果恋が優勝戦線へ プロ野球交流戦を戦う夫のサポートも
◇国内女子◇宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 2日目(12日)◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫)◇6619yd(パー72)◇晴れ
自己採点は厳しめだった。鶴岡果恋は4バーディ、1ボギー「69」のスコアにも、「50点です。今週はパットをショートしないようにって思って迎えたけれど、今日は打ち切れずに手前で切れたことが結構あったので…」と悔しそう。それでも今季ここまで12試合で最高13位、予選落ち5試合ともどかしいシーズンにあって、トップが視界に入る位置で折り返せたのは大きい。
昨年12月にプロ野球オリックス・バファローズの来田涼斗外野手との結婚を発表した。今週は夫も京セラドーム大阪で交流戦を戦っており、遠征続きの2人にとって、一緒に兵庫県内の自宅で過ごす貴重な機会となっている。ただし、朝早いスタートのゴルフと夜から試合が始まるプロ野球で生活時間は入れ違い。「(相手が)帰ってきたら寝ていて、と入れ違い。あまりコミュニケーションは取れてないです」と笑った。それでも鶴岡は毎日、食事を作り置きしている。「彼もアスリートなのでそっちも頑張らないと」と健気に言った。
充実のメンタル面だけでなく、技術面もかみ合ってきた。オフにウィークポイントだった上半身をトレーニングで強化してきた。平均飛距離も昨季の17位(246.85yd)から今季は3位(254.75yd)にアップ。ところが「パワーがついた分、球がぶれやすい。去年のイメージと変わっていて、それに対応しきれていない部分が多かった」と序盤に苦戦する要因にもなった。それでも、試合を重ねることで少しずつアジャスト。「今週はすごく気持ちよくゴルフできている」とうなずく。
6打差8位で迎える週末へ、「この位置にいるのが超ひさびさなので。なんか闘争心というか、燃えている感じ」と意欲十分。プロ9年目での初優勝を目指して戦う週末こそ、満点のゴルフを見せるつもりだ。(神戸市北区/中村文香)