賞金800万円の使い道「家族とハワイに」 政田夢乃がプロ初ホールインワン
◇国内女子◇リゾートトラストレディス 最終日(31日)◇グランディ那須白河GC(福島)◇6500yd(パー72)◇晴れ(観衆3234人)
6番で痛恨ダブルボギーを喫して沈んでいた政田夢乃の表情を一変させたのがプロ初めてのホールインワンだった。実測値132ydの打ち上げの8番(パー3)、8番アイアンで抑えめに放ったボールはピン方向へまっすぐ飛んでいき視界から消えた。その数秒後、ギャラリーの大歓声がどよめいた。「めちゃくちゃうれしかったです。何人とグータッチしたかわかんない」と振り返った。
今大会では最終日に限り、各ショートホールでホールインワンを達成した選手に800万円の賞金が設定されていた。2022年大会では阿部未悠が獲得。今週も2日目に阿部と中村心がエースを達成したが、最終日ではなかったため特別賞30万円が贈られた。気になる賞金の使い道については、「冬に家族旅行でハワイに行きたいなってちょうど思っていたので、それに使おうかな。あとは貯金します」と笑顔で話した。
臨時収入に言葉も弾んだが、2打差2位から出た最終日は苦しい展開だった。「ショットもあんまり良くはなくて必死にパーを拾ってって感じだった」。6番では左足上がりのバンカーからフェアウェイウッドで放った2打目を大きく右へ曲げダブルボギー。優勝争いから後退する痛いミスとなった。
それでも自身2度目の最終日最終組でのプレーには成長も感じている。「前回はすごく弱気なプレーをしてしまって、パターもショートしがちだったり、番手とかも弱めとかばっかりを選んでいた。今回はそれだけ気を付けてと思って。その点では悪くはなかった」。1イーグル3バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「71」で通算7アンダー6位で終えた。
初ホールインワンの余韻に浸りながらも、「まずは1勝を目指してるので、そこは変わらず。今日のことは反省してまたイチから出直していきたい」。プロ3年目で過ごす2026年シーズン、悲願の初優勝は近い。(福島県西郷村/安平賢太郎)