吉田鈴は1打差で惜敗 「1回だけ」の終盤ミスで初V遠のく
◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 最終日(24日)◇袖ヶ浦CC 袖ヶ浦コース(千葉)◇6732yd(パー72)◇晴れ(観衆4350人)
プロ2年目での初優勝に、あと1打届かなかった。4位から3打差を追った吉田鈴は4バーディ、1ボギーの「69」で首位に迫ったが、通算8アンダーの2位で4日間(54ホール短縮)をフィニッシュ。「最後まで自分のプレーと、コースと向き合った結果なのでしょうがないと思う」と静かな口調で振り返った。
一時は4打リードの独走態勢に入った入谷響を最後まで追い詰めた。前半2番(パー5)でバーディ先行。4番ではフェアウェイからアゴの深い右ガードバンカーに落としながら、ピンに絡めるナイスリカバリーでスコアを落とさない。耐えながらも7番で2つ目を奪い、3打差に詰めてサンデーバックナインへ向かった。
入谷の停滞もあり、16番(パー5)のバーディでついに1打差に。逆転優勝の望みをつないで迎えた17番(パー3)で、今週「あの1回だけ」というミスが出る。
グリーン手前ラフから奥ピンを狙った2打目のアプローチが「球の勢いが早く出ちゃって」ピンをオーバーし、反対側のエッジまで達する痛恨のボギー。ライの状態に問題はなく、1m前後に寄せるイメージもできていただけに、「次に(同じ状況が)来たときに、ちゃんと打てるように練習したい」と自戒を込めた。
それでもツアー自己ベストの2位という結果には、初優勝が近づきつつある実感はある。「2位を重ねて優勝する選手が多いと思うので、頻度を高くすればもっと優勝に近づけると思う」。惜敗の経験は、今後も戦いが続く22歳にとって大きな糧となる。(千葉市緑区/塚田達也)