次戦メジャーの桑木志帆は会心アルバトロス生かせず 菅楓華も逆転V逃し渡米へ
◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 最終日(24日)◇袖ヶ浦CC 袖ヶ浦コース(千葉)◇6732yd(パー72)◇晴れ(観衆4350人)
ツアー史に残る見せ場こそ作ったが、2週連続優勝には3打届かなかった。6位から4打差を追った桑木志帆は、前半2番(パー5)でツアー史上12人目(13例目)のアルバトロスを達成。一振りで3ストローク縮め、序盤で1打差に詰め寄ったものの、以降は伸びあぐねて「70」にとどまった。通算7アンダー4位の結果に「優勝したかったですね」と悔しさをにじませる。
「今でも信じられない」という初めてのアルバトロス。左ラフから残り200ydを4番ユーティリティで放った2打目は、グリーン手前のラフにキャリーしてそのままラインに乗り、18yd奥に切られたカップに吸い込まれた。「ラフから良いコントロールで打てた」という会心の一打を、その後の追い上げにつなげられなかったことがもどかしい。
それでも、収穫は贈呈が急きょ決まった100万円のボーナスだけではない。「パットは3日間で一番いい手応えだった」と話し、2週後の海外メジャー「全米女子オープン」(6月4日開幕/カリフォルニア州リビエラCC)に自信を深めて臨める。
次週の国内ツアーはスキップし、早めの渡米でメジャーに備える。桑木は現在の世界ランキングで65位につけており、25日(月)時点の『世界ランキング上位75人』の資格で2年連続2回目となる出場が決定的。ウィスコンシン州・エリンヒルズで初挑戦した昨年大会は56位で4日間を完走した。「まずは予選通過が目標」と、昨年を上回るフィニッシュを目指す。
また、2打差の2位から今季2勝目を逃した菅楓華も、同じくメジャーを次戦とするスケジュールを組んだ。21歳にとって初めての海外メジャー挑戦。バウンス角を調整した別ウェッジを用意して、日本よりも地面の硬いコースコンディションに備える。
最終日は1m強のパーパットがカップに蹴られる滑り出し。前半4番までに2バーディを奪い返したが、グリーン奥バンカーからの3打目を大きくオーバーさせた前半6番のダブルボギーが大きな敗因となった。「71」で7アンダー3位に終わったが、大会の特別賞『最多バーディ賞』(15個)に輝き100万円をゲット。「バーディをたくさん獲れたことはうれしい。手応えを感じて全米に行けそう」と笑顔を向けた。(千葉市緑区/塚田達也)