会見に現れた岡本綾子（右）と樋口久子会長

日本人で3人目の「世界ゴルフ殿堂入り」が決定した岡本綾子が、都内のホテルで会見を行った。壇上には、日本女子プロゴルフ協会会長で、2003年に日本人第一号の殿堂入り（生涯業績部門）を果たした樋口久子も同席。樋口は同時代に日本ツアーで活躍し、また米ツアーでも実績を残した岡本に祝福の言葉を贈った。

受賞について岡本は、「知らせを受け、米女子ゴルフ協会の会長とは電話で話した。その時は緊張していて、何を話したか、ちゃんと話せていたか覚えていない。今回の受賞は1つ1つの積み重ねが評価されたことで、今後のゴルフ活動に生かしていきたい」と、喜びを語った。

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また、冒頭で祝福した樋口会長には、「自分は米国に1人で乗り込んだが、周りとは直ぐに馴染み、環境的な苦労は無かった。樋口さんはじめ多くの先輩たちの存在が大きかった」と語った。

岡本の受賞する国際投票部門は昨年の青木功に次ぎ日本人では2人目。女性では初受賞となる。今年すでに受賞が決まっているのは、岡本のほかにビジェイ・シン（フィジー）とカリー・ウェブ（オーストラリア）の2人。表彰式は11月14日、米国フロリダ州セントオーガスティンで行われる予定だ。