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アマ3人と古江彩佳が練習ラウンド 荒木優奈が“無言”の18ホールで学んだこと

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 事前(27日)◇芦原GC海C(福井)◇6528yd(パー72)

出場120人のうち、今年は予選会などを通じて26人のアマチュア選手が出場する。毎年多くのジュニアゴルファーが入る本大会で、今年もオープン競技らしい光景があった。この日、米ツアーから一時帰国中の古江彩佳が一緒に練習ラウンドを回ったのは荒木優奈清本美波大久保柚季のアマチュア3人。古江によれば「たまたまです」という偶然の同伴だった。

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10代の3人とともにしたした18ホールは、ほとんど言葉を交わすことなく終了した。古江は「私のときも、そうでした」と、自身がアマチュアだったころを思い出して苦笑する。限られた練習ラウンドの枠でプロと同組に入っても、話しかけるチャンスを作るのはちょっとハードルが高いようだ。

ナショナルチームの後輩にあたる荒木も、初対面の古江とは「ほとんどしゃべれませんでした」と後方からプレーを見守るのみ。それでも「軽く打っているのにラフからしっかり出せたり、すごかった」と学ぶことは多かった。

宮崎・日章学園高の 3年生で、11月にはプロテストの受験が控えている。今年はナショナルチームの一員として5カ国を転戦し、3月「アジア女子アマ」で日本勢最高の3位。6月「トヨタジュニア」では個人・団体で優勝を飾り、現在の世界アマチュアランキングは今週のフィールド最上位の9位につける。海外進出を視野に入れる荒木にとって、米ツアー1勝の古江との18ホールは貴重な時間になった。

本大会には3年連続の出場で、2022年は50位、21年は予選落ちだった。今年はゴルフを教わる父・光さんにキャディを頼み、心の支えにもなっている。「悪い所をすぐに修正できるから心強い。調子もいい感じで来られています」と、万全の状態でアマチュアとしては最後の出場となるナショナルオープンを迎える。(福井県あわら市/谷口愛純)

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