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涙の原英莉花 亡き祖母に届くプレーを

◇国内女子◇アクサレディスin MIYAZAKI 事前(23日)◇UMKCC(宮崎)◇6565yd(パー72)

WBCの話題に盛り上がりまくっていた原英莉花が、一瞬で真顔になった。

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「その思いは、めちゃめちゃあります。ここに来ると、思い出します」

2年前。今大会開幕前々日の3月24日、大好きな祖母が他界した。すでに現地入りしていたが、危篤の知らせに入院先だった神奈川県内の病院に向かった。最期の別れを終え、プロアマ戦を欠場した25日に戻った。26日の初日は「黒を着たくなかった」と、敢えて上下で真っ白なウェアを着た。ピアスなど金属のアクセサリーを一切身につけず、必死で優勝を目指した3日間は3位で終わった。

「今も後悔のような気持ちがあるんです。あの時、試合に出て良かったのかな、なんでコースにいるんだろうなって思ってました。でも、おばあちゃんにはゴルフを頑張ると約束していたし…」。ずっと祖母のそばにいなかったこと、歯を食いしばってプレーしたこと。どっちが正解だったのか、2年たった今もわからない。

話すほどに目が赤くなり、指で涙をぬぐった。「ゴルフ、頑張ってるよって、おばあちゃんに届けたいですね」。前週の「Tポイント×ENEOSゴルフ」は最終日に「65」を出し、開幕3戦目で今季最高の3位に入った。上り調子で迎える大会を、原は強い思いで戦い抜く。(宮崎市/加藤裕一)

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