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「自分でプレッシャーかけた」 重圧はねのけ古江彩佳が大会3勝目

◇国内女子◇富士通レディース 最終日(16日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6689yd(パー72)

決めなければ前の組で回っていた岩井明愛とのプレーオフに突入する局面で、古江彩佳は3m強のバーディパットを沈めて大会3勝目と連覇を成し遂げた。

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後続に3打差をつけてスタートした最終日、1番(パー5)で上りの3mを打ち切れないところからパープレーが続き、ようやく5番で6mを入れてバーディを先行した。「焦りはなかったけど、このままバーディが獲れなかったら追い付かれるだろうなというのは思っていた」と言う。

グリーン左にこぼした6番の3打目では、米ツアーで磨いてきた技術を披露した。傾斜はつま先下がりで、左足下がり。難しいライからふわりとボールを上げ、ピン横2mほどに寄せてパーをセーブした。森本真祐キャディが「去年だったら寄ってなかったも」と話すほどの成長ぶりを見せつけた。

リーダーボードを目にしながら、戦況は把握していたという古江。2019年にアマチュア優勝を飾り、20年に2位、21年に再び制した所属先主催の大会で「自分自身でもプレッシャーをかけている部分が少しはあった」。ウィニングパットは昨年と同じフックラインで、カップにボールが消えるのを見届けると、ギャラリーからの声援や拍手にうれしさと安どの面持ちで応えた。

大会初日、2日目はそれぞれ「66」、「65」と納得のプレーで伸ばしたが、最終組で臨んだこの日は「69」。「気持ちを抑えながら攻めていかないといけないのはまだ難しいなと思った。最終日はダメだったかな」と吐露した。次週もディフェンディングチャンピオンとして国内ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」(兵庫・マスターズGC )に臨む。(千葉市緑区/石井操)

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