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今度こそ 最難関コースで吉田優利に今季初勝利のチャンス再来

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 3日目(1日)◇紫CCすみれコース (千葉)◇6839yd(パー72)

幾度となく訪れたツアー3勝目へチャンスに、吉田優利は「勝てない」と悔しさを募らせてきた。2週前の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で今季5度目の2位に涙を流し、トップ10で終えた試合は14回。今週は地元開催のメジャー大会の最終日を1打差2位で迎える。

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辻村明志コーチと話し、今大会に向けて「ネガティブにならないことが大事」に前を向いてきた。「今年(のコース)で一番難しいのは確か」。史上最長な距離に加え、ラフは密度が濃く、深い。徐々に硬くなっていくフェアウェイで難度も高まり、グリーンは「女子の力では止まらない」という。

「(バーディが)獲れるホールなのか、獲れないホールなのか」。ティショットの段階から緻密な戦略を組み立て、守りと攻めのメリハリをつけながらスコアメークに励んだ。フェアウェイを外せばすかさずボギーになるコースで、吉田は3バーディ、1ボギーの「70」でプレーしてトップの背中を捉えた。

練習日にアプローチ練習場で菊地絵理香と交わしたゴルフ談議も生きたという。「私は転がしたいタイプで、菊地さんはふわっとしたアプローチが多い。どうやって打つのかを聞いてみたりしました」。それぞれ打つ際のイメージの出し方が異なり、「アプローチの引き出しは、多いほど生きてくる。私の転がしは直進性がすごいので、止まらないイメージが出たときに、ふわっとボールの勢いを弱めるような打ち方を参考にしました」。

トップを走るのはツアー28勝の申ジエ(韓国)。強敵を相手に「トップとの差も、私のアドバンテージもあってないようなもの。優勝争いのポイントは14番だと思う。どんなゴルフになるか自分でも想像がつかないけど、ベストな選択をしていきたいなと思います」と意気込んだ。悔し涙ではなく、今度こそうれし涙を流したい。(千葉県野田市/石井操)

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