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2勝目を狙う高橋彩華 初優勝を挙げて消えた“雑音”

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前(3日)◇茨城GC西コース◇6680yd(パー72)

週はじめに習慣にしているトレーニングで、少し残った筋肉痛に眉をひそめる。しかしそれもいつも通り、初日にはすっかり痛みが抜ける算段だ。「今は筋肉痛すぎて調子がよくわからないけど、たぶん大丈夫」と、高橋彩華は穏やかに笑う。

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2試合前の「フジサンケイレディスクラシック」で初優勝を挙げてから、前よりも初日をスッキリ迎えられるようになった。昨シーズンでのトップ10は21回、10度目の最終日最終組でようやく届いた初優勝は、精神的にも大きなメリットをもたらした。

それまでは試合を迎えるたびに初優勝への焦りが顔をのぞかせた。「今は初日を迎える前の不安感が減って、ゴルフがしやすくなりました」と、雑音は消えてプレーに集中できている。周囲からも「顔が前より落ち着いているねって言われます」と、最近よく表情のおだやかさを言われるようになった。

「優勝して気が抜けていないか心配だったんですけど」と臨んだ前週の「パナソニックオープンレディース」も再び優勝争いに加わり3位。気を緩ませることなく純粋にプレーを楽しむことができている。

初優勝からのいいイメージをそのままに入った本大会は、昨年5位に入った。最終日に単独首位から出て優勝を逃した悔しさもあって、獲りたいタイトルのひとつでもある。今年は東から西コースへと会場が変わって若干の不安はあるが、同世代の大里桃子原英莉花との組み合わせに「ピリピリしすぎていない空気感で、楽しく回れそう」と再び笑顔を見せた。「今は早く2勝目をしたい、と楽しみな気持ちのほうが大きいです」。ほどよい緊張感と楽しむ気持ちは、何よりも強い武器になる。(茨城県つくばみらい市/谷口愛純)

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2022年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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