イ・ボミが2カ月ぶり参戦 「今年で終わりはない」
2021年 伊藤園レディスゴルフトーナメント
期間:11/12〜11/14 場所:グレートアイランドC(千葉)
イ・ボミのシーズンが終了 「心が折れちゃう」
◇国内女子◇伊藤園レディス 最終日(14日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)
2015、16年の賞金女王、イ・ボミ(韓国)はノーバーディ、3ボギーの「75」でプレーし、通算3オーバーで終わり、「いいショットがたくさんあったが、3パットが多かった。ショットはこれを続けていくしかない」と振り返った。
<< 下に続く >>
次週「大王製紙エリエールレディス」(愛媛・エリエールGC松山)は出場権があるものの、欠場を選択。シーズン最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(11月25日~28日)は出場権がないため、2020-21年シーズンが終了した。
「QT(予選会)は行かなくて。来週もみんな(に)出てほしかった(と言われた)けど、自分自身は休みたい気持ちが強い。今回は自分に時間をあげたかった。心が折れちゃうかなと」
コロナ禍で母国と日本の往復も大幅に制限された。新型コロナウイルス感染拡大防止のための隔離生活も心身を蝕んだ。
「隔離の2週間が何もできない。韓国もここ(日本)も。もったいない時間。本当にリフレッシュができなくて。ゴルフが良かったら、それも大丈夫だが、スイングも思い通りにいかないし、プレーもダメだった」
今季は28試合に出場し、賞金ランキングは前週までで82位と低迷。2季連続の賞金シードとはならなかった。
10月「マスターズGCレディース」では親友キム・ハヌル(韓国)が現役引退。ツアー21勝の33歳にとっても引退は他人事ではない。
「早く家に帰りたい、掃除もしたいし、料理もしたい。自分の時間を家で過ごしたい。今はオフに何しようかない。旅行もいけないし。家で旦那さんと家族といい時間になればいいかな」
少し長めのオフで心と身体をリフレッシュし、2022年は推薦出場で日本のファンを楽しませることになる。(千葉県長南町/玉木充)