2日目は2位に浮上した古江彩佳と同組でプレーをした

◇国内女子◇TOTOジャパンクラシック 2日目（5日）◇瀬田GC北コース （滋賀）◇6616yd（パー72）

ツアー16勝の上田桃子が「69」で回り、通算7アンダーの4位で週末を迎える。今年5月「パナソニックオープンレディース」で2年ぶりの優勝を挙げた35歳は「（首位と2位の）2人が優勝争いしそうな感じなので、そこに割って入れるように頑張りたいですね」と気持ちを高ぶらせた。

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今大会はともに近鉄賢島カンツリークラブ（三重県）で開催された2007年、11年に優勝した。今年と同じ瀬田GCを舞台にした18年大会は2位で終えている。狭いフェアウェイやアンジュレーション(うねり)がきついグリーンに「オールラウンドのプレーヤーが上位に行く」と分析。「なかなか100点は出しづらいシチュエーションが多いと思うけど、60点くらいの今をキープしながらちょっとずつ(調子を)上げていければもうちょっと伸ばせるかな」とした。

例年は米ツアーとの共催で海外から選手が集うが、昨年に続くコロナ禍で今年も日本ツアーの選手のみ。「いい音を出せる選手を見られるのをワクワクしていたけど、今年は初日に(笹生)優花ちゃん、（2日目に）古江（彩佳）ちゃんと調子が良い選手と回れて楽しい」

首位に立つ小祝さくらとは同じ辻村明志コーチに師事するが、まだ最終日最終組での競演はない。「1点ずつでも今の調子を上げていければチャンスはあると思うし、すごく好きな大会なのであしたはしっかり上に追いつけるように頑張りたい。自分が伸ばさないと食らいついていけないかな」。まずはムービングデーに向けて意気込んだ。(滋賀県大津市／石井操)