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腰痛抱えながらも5位浮上 気になる稲見萌寧の状態

◇国内女子◇TOTOジャパンクラシック 2日目(5日)◇瀬田GC北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)

1アンダー24位から出た稲見萌寧は6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算6アンダー5位で大会を折り返した。朝と昼の2回にわたって腰痛の痛み止めを飲んでプレーしており、「昨日よりも悪化していた」とティオフ前の練習ではショットが打てなかったという。「回り切れるか心配だったけど、なんとか最後まで回れてよかったです」と安堵した。

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出だし1番で79ydを52度でピン手前2mにつけてバーディ発進すると、続く2番は3m、3番で左奥2mにつけて、これを沈めて3連続。ショット自体は「変わらない」ものの、初日よりさえたパッティングでスコアにつなげた。

腰の状態は「1カ所でズキズキというより、広範囲でズキズキ。手で抑えたり、押したりする方が逆に痛くなる」と、屈伸しては腰を伸ばしては患部が固まらないように対策しているという。今年初めも「ぎっくり腰」になったが、「その時は固まってピキっという痛みはあったけど、今はいろんな痛みがあって追加で痛いという感じ」。

腰痛がない時のフルショットを「10」とすれば、現段階では「6割」の力。「飛ばないかなとか考えたりして、そのへんの番手のジャッジが上手く組み合わさってくれたのかな」と振り返った。「自分の中ではゴルフというよりは、あと2日、最後まで回り切れたらいいなというのが頭いっぱいです」。このあとも試合を控えるなか、不安な気持ちを抱えながらの戦いとなっている。(滋賀県大津市/石井操)

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