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渋野日向子も「一度は勝ちたい」最高難度のメジャー大会

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 事前情報(29日)◇烏山城CC(栃木県)◇6550yd(パー71)

2試合連続トップ10入りをして迎えるナショナルオープンは、渋野日向子にとって「長いゴルフ人生の中で一度は勝ちたい」と思う大会のひとつだ。どの試合でも勝てば「名誉」であることに変わりはないが、今大会は「日本のメジャーの中で難易度が一番高いと思っている。日本女子ゴルフ界のアマチュア、プロのなかで1位を決める大会なので、いつも以上に緊張感はある」とした。

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2019年大会を7位で終え、2020年は出場せずにプロになってから今大会に出るのは2度目になる。ただ、同じく烏山城CCで行われた2016年大会にアマチュアとして出場した渋野は初日「74」、2日目「86」で、下から数えて6番目の通算18オーバー108位で終えた。

数試合前から「もう80を切れる気がしない」と珍しく弱音を吐く渋野ではあるが、練習ラウンドで緻密に飛距離の計算をしてゲームプランを組み立てる姿は5年前にはなかった。「少しは大人なゴルフが出来るようになったかな。お馬鹿さんなりには考えてやれているのかな」と振り返った。

米ツアーでは前週に同学年の畑岡奈紗がツアー通算5勝目を手にした。結果を見ていたという渋野は「2日連続ホールインワンして勝ちきるのは本当にすごい。やっぱりすごい」と海の向こうで繰り広げられている勝負の世界に思いを馳せた。(栃木県那須烏山市/石井操)

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