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5年前の悔しさ忘れず 堀琴音「優勝してここに戻って来られて良かった」

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 事前(29日)◇烏山城CC(栃木県)◇6550yd(パー71)

今大会と同じ烏山城CCで行われた2016年大会。堀琴音は一時も忘れたことはない。「一番記憶に残る試合だし、一番苦い思い出で…。その代わり名前を覚えてもらった試合。いろんな意味でゴルフ人生の中で一番大きい試合だったかな」。あれから5年―。2018年にはシード陥落の憂き目にあったが、今年7月「ニッポンハムレディスクラシック」で悲願の初優勝を遂げてこの舞台へと戻ってきた。

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5年前の最終日、当時20歳の堀は単独首位で17番を迎えるも痛恨のボギーをたたき、アマチュアだった畑岡奈紗に競り負けて1打差2位に終わった。「悔しい思いしかない」。どんなに時が経っても「あのとき2位だった」という記憶は、本人はもとより周りの人からも消え去ることはなく、堀は今大会を迎えるまで一度もコースを訪れなかった。

「年が始まるときは優勝なんて無理とは思っていたけど、できれば優勝して烏山城CCに戻りたいとは思っていた。優勝してここに戻って来られて良かった。どうなるかは分からないけど、誰よりも上(の順位)にいきたいというのはあります」

7月の初勝利後、8月「ニトリレディス」で3位、前週「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で8位とトップ10入りして今大会へ。当時パーオンを狙わずに刻んだ17番は「フェアウェイに置ければ毎日2オンを狙っていきたい」と、意気込みを新たにする。

コースへのリベンジに燃える一方、勝利をさらっていった畑岡は不在となる大会。「いたら面白かったかな、とは思います」としつつ、前週に米ツアー5勝目を手にした姿に「アメリカで勝つということは本当にすごいこと」と祝福した。

予選ラウンドは堀の母校でもある兵庫・滝川第二高を3年前に卒業した古江彩佳、来年3月に同校を卒業する梶谷翼と同組でプレーする。先輩&後輩の組み合わせに「監督は一緒(同じ)なので、楽しく回れたらいいなと思います」。高校時代の話に花を咲かせながらのラウンドとなる。(栃木県那須烏山市/石井操)

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