2021年 GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

初勝利ならず 野澤真央は敗者の弁も潔く「経験が無駄にならないよう」

2021年 GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 最終日 A31I6310
グリーン上で苦しんだ野澤真央。初勝利とはならなかったが、収穫もあった

◇国内女子◇GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 最終日(18日)◇イーグルポイントGC (茨城県)◇6657yd(パー72)

3mのバーディパットはフックラインを伝ってカップの左フチに蹴られた。正規の18ホールでもこの日、何度も見られたシーン。若林舞衣子とのプレーオフ、2ホール目で敗れた野澤真央は「ラインとスピードが合っていなかった。あの(強い)タッチなら薄目に読めば良かったと思うラインが何個かありました」と惜敗の一日を振り返った。

リードして迎えた最終日最終組でのプレーは、序盤から若林に主導権を譲った。1番でいきなり3パットボギーを喫し、3番(パー5)からの2連続バーディの後、6番でトラブル。ティショットを左の林に曲げ、隣のホールを使うダブルボギーで再び後退。ペースを取り返せなかった。

1打ビハインドの劣勢で折り返し「後半に入ってから、ずっと緊張しっぱなしだった」というが、バックナインは2バーディでしのぎ「70」。目の前の相手がボギーをたたいた最終18番で追いつく意地も見せ、初勝利を逃しても「優勝争いで崩れるタイプだが、若林さんが崩さず伸ばすゴルフをしていた。ついていくのに必死だった。自分は背中を押された」と、その戦いぶりには胸を張った。

2021年に入り、18試合で11回の予選落ちもなんのその。持ち前のパワフルなショットを打ち続けて演じた激闘は、観る人を引き付けたはず。

「我慢して、耐えるゴルフになると思っていたところ、しっかりバーディを取って優勝争いに食いついていけたのは今までの自分になかった。この経験が無駄にならないようにしっかり頑張りたい」。敗者の弁を述べるあいだも、潔く、すがすがしかった。(茨城県阿見町/桂川洋一)

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