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稲見萌寧に賞金レーストップのチャンス 小祝さくら32試合ぶり予選落ち

◇国内女子◇GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 2日目(17日)◇イーグルポイントGC (茨城県)◇6657yd(パー72)

ボギーなしの「67」にも、「もったいないホールが何個かあった」と稲見萌寧は振り返った。5m以内のチャンスをざっと7回外しても5つのバーディ。最終日の後退で2位に終わった先月の「サントリーレディス」以来の優勝争いを演ずるべく、10位スタートから通算9アンダー5位、首位の背中に4打差に迫った。

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スタート前の練習から、入念なスイングチェックが続いている。フェードヒッターの最近の悩みは左にボールが抜けてしまうミスショット。その改善に必死だ。

シーズン7勝目のチャンスが訪れようが、「あまりトップといくつかは気にしていなくて。自分の課題をやり切るのを一番の目標にしている。そこで少しでもスコアを伸ばしていけたら」と淡々。2日間を通じてフェアウェイキープ失敗も、パーオン失敗も3ホールだけと復調ぶりは数字も証明している。

賞金ランキングをリードする、前回大会覇者の小祝さくらが通算1オーバー74位で2日目を終え、昨年8月の「NEC軽井沢72」以来となる32試合ぶりの予選落ちを喫した。約742万円差で追う同2位の稲見は今大会2位以上でトップに躍り出る可能性があっても、いま心にとめることではない。

「まだまだ(1年が)半分終わったくらい。今は1位だろうが2位だろうが、最後まで分からない。その辺を気にするのは最後の1カ月、何試合からかな」。どう水を向けられてもブレなかった。(茨城県阿見町/桂川洋一)

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