「ニッポンハムレディスクラシック」2日目リーダーボード
2021年 ニッポンハムレディスクラシック
期間:07/08〜07/11 場所:桂GC(北海道)
飛距離はフィールド2位 勝みなみが最長コースを攻略
◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 2日目(9日)◇桂ゴルフ倶楽部(北海道)◇ 6763yd(パー72)
ツアー史上最長のコースを相手に、勝みなみはトップと2打差の通算6アンダー3位で決勝ラウンドに進んだ。パー5はすべて500yd超えで、パー4も半分以上は400yd超とロングヒッター向きのモンスター級コース。7番と17番の2ホールで計測された2日間の平均飛距離は261.5ydで、266ydの葭葉ルミに次ぎフィールド2位に立つ。
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18番(436yd)のセカンドで握ったクラブは8番アイアン。「去年から本当に飛ぶようになった」という飛距離は武器になった。
飛距離が出る分、曲げればパーを取るのも難しくなるが、この日はノーボギー。スイングで意識を変えたことが要因と自己分析する。前週から「(構えたときに)肩を前にというか、少しかがんで前に出すことで構えやすいグリップにした」と背中を丸く、肩甲骨を外側に広げるように構えている。加えて今週から「バックスイングをゆっくり上げる」ようにしているという。
2019年大会では、初日に「82」をたたいた舞台でもある。「15番で池に何回も入れたかもな、とかは覚えてはいる」としつつも、苦手意識は消え去っていた。「すごく新鮮な気持ちでゴルフができているのが逆に良かったのかな」と振り返った。
今月1日には23歳になった。今大会でツアーデビュー戦から101試合目を迎え、「誕生日に『この前20歳になったばかりなのにな』とか『プロテスト合格したばかりだったのに』と考えた」と時の流れを痛感した。「去年とか一昨年の後半、苦しい時期が続いて楽しいゴルフができていなかったんじゃないかと振り返って思うので、悪い時でも楽しむことを忘れない一年にしたい」と前を向いた。(北海道苫小牧市/石井操)